鍵はずっと使い続ける事ができるように思えますが、毎日毎日使っているうちに金属疲労・経年劣化・摩耗等が起き、いずれは壊れてしまいます。
鍵に寿命はあるの?
車の鍵、バイクの鍵、お家の鍵、または机の鍵もありますが、だいたいの寿命は5年から10年となります。
鍵を毎日抜き差し・開け閉めしていると、鍵にも負担はかかります。また、水・埃にも弱く、海辺の近くだと潮風に晒されることもありより寿命が早く訪れてしまいます。そうした環境におかれている場合は、埃をとる・鍵の潤滑スプレーを差すといったお手入れを定期的に行い、故障する前に不具合が見つかりやすいよう点検を行っていきましょう。
寿命が近づいた鍵はどうなるの?
鍵は突然開かなくなったりもしますが、だいたい前兆というのがあります。寿命が近づいた鍵はまず、開けにくくなる・閉めにくくなる・鍵が抜けなかったり何度かガチャガチャ回さないと開かなくなるなど、コツが必要になってくると要注意です。
鍵だけではなく、ドアノブやサムターン・錠前の中のバネや部品も長年使用すると、歪み・たわみ・へたり・破損といったトラブルを起こし、鍵を回した時に部品内で引っかかったり、うまくドア枠へ部品が収まらなくなる事もあります。
いずれも、鍵を開け閉めしにくいと感じたら故障の前兆かもしれません。
使いにくい鍵を使い続けるとどうなるの?
そのうちそのうち~、と使いにくいままの鍵を使用していると、突然故障します。急いで出かけなければならない用事があるのに鍵が閉まらなくて慌てたり、鍵が開かなくなって外に出られなくなる、車の鍵穴で鍵が折れてしまって抜けなくなる、ドアノブが外れてしまってお風呂場の中から出られなくなった、などの修羅場になるかもしれません。
使いにくさを感じたら鍵はすぐに交換しましょう。
壊れた鍵はどうやって交換するの?
鍵が壊れるといっても、ドアノブがへたっているのか、シリンダーが故障しているのか、錠前の中のバネが割れてしまったのか、サムターンのネジが緩んでいるのか、などなど原因がどこにあるかわからないまま一部だけ交換してもすぐまた壊れてしまうことになります。
まずは原因箇所を特定し、適切に部品を交換しなくてはなりません。もしわからない場合は、プロの鍵屋さんに修理してもらう・または鍵を交換したいと依頼してみましょう。
さいごに
日頃から鍵の具合を気にするようにしてみてください。また壊れにくいように使っていく事も大事です。玄関のドアノブに重い荷物をぶら下げたり、ドアを勢いよく閉めたりしない、鍵に水をかけないようにする、など気を付けるだけでも鍵の寿命は延びるでしょう。