鍵屋の仕事について

鍵屋の仕事について

鍵屋と言っても様々な営業形態を持っていますので、皆さんが鍵屋を利用したいと思った時にどの鍵屋に頼めばいいのか悩まないように、「鍵屋の仕事」についてご紹介していきます。

鍵屋の業態

鍵屋の業態は主に以下の3つに分かれています。

  • 店舗を持っている鍵屋
  • 営業所から出張のみを行う鍵屋
  • 上記2つの鍵屋を派遣する鍵屋

店舗を持っている鍵屋

お店を持っている鍵屋の場合は、合い鍵を持ち込んで鍵を作る仕事をメインに、靴の修理・カバンの修理といったサービスを併業している事も多いです。鍵を専門としている鍵屋の場合は、合い鍵を作るほかにも出張して鍵を開けるサービスなども行っています。

店舗がある分信頼感がありますが、営業時間が限られていたりすぐに来てほしい鍵のトラブルは対応ができない(人数が居ない)時もあります。

営業所から出張のみを行う鍵屋

店舗を持っていませんが、スタッフが営業所から出張を行う業態を取る鍵屋です。出張専門といったワードでよく見かけますね。こちらの業態を取る鍵屋は、出張が必要ない合い鍵作りのようなサービスには対応していないものの、緊急性のある依頼(鍵を開ける)にすぐ出張してくれます。また地域密着型の店舗よりも、より広い範囲(区内ではなく東京都内・埼玉や千葉にも行けるなど)に対応してることが多いです。

店舗がない分信頼性に欠けますが、営業所があり夜遅い依頼にも対応してくれることが多いです。

上記2つの鍵屋を派遣する鍵屋

店舗を構える鍵屋と営業所から出張する鍵屋を紹介する形で派遣する鍵屋さんです。全国規模で対応可能としている鍵屋の場合、この業態をとっている事が多いです。より幅広い地域から対応できる鍵屋を紹介できますので、いちいち1店舗1店舗あたるより便利に素早く鍵屋を探せます。

提携していない鍵屋は紹介されない、また紹介料・仲介料が料金に上乗せされますので少々お高くなります。その為、業態について触れない・全国対応とだけ書かれている事も多いです。

どんな鍵でも開けられる?

店舗を持つ鍵屋の場合、合い鍵のみしか行わない、出張対応していない場合もあります。また鍵屋の力量によって開けられる鍵も限られますので、電話をしたときに家の鍵の種類(メーカー・鍵の形など)を伝えて開けられそうかどうか聞いてみましょう。出張型・派遣型の鍵屋の場合は開けられる鍵の種類は多くなります。

どんな鍵でも作れる?

国内メーカーの鍵で、鍵の形がオーソドックスなギザギザ形状の場合、すぐに合い鍵は作れるでしょう。しかし、合い鍵屋さんでは原則マスターキーをもとに作ります。マスターキーには鍵の番号が書いてあると思いますが、鍵番号がない合い鍵からの合い鍵は作ることができません。合い鍵は僅かな誤差が生まれていますので、合い鍵をもとに作ってしまうと更に誤差が生まれ、使いにくい・開けられない鍵となる事もあります。

鍵の見本が無い時は、鍵穴から鍵を作れる技術を持つ鍵専門の業者を探しましょう。出張タイプの鍵屋の場合は対応できることが多いです。

また、家の鍵の中でも合い鍵が作れないセキュリティ性の高い物があります。その場合はマスターキーであっても鍵屋が作ることができませんので、管理会社の人やメーカーに直接頼んで鍵を作ってもらいましょう。

その他に鍵屋が出来る事

鍵屋の仕事の多くは、こうした合い鍵を作る事と鍵を開けることです。その他には、家の鍵を交換する、家の鍵を取り付ける、鍵を直すといったサービスもあります。もし鍵が壊れてしまった時は、ハウスメーカーさん・リフォーム会社以外に鍵屋を探してみると安く交換できるかもしれません。