合い鍵・スペアキーの作り方

合鍵を増やしたい

賃貸・持ち家・マンション・戸建て、住宅の形式は様々あると思いますが、あなたは鍵を何本お持ちでしょうか。1人~2人暮らしの賃貸であれば、渡される鍵は1~2本でしょう。大家・管理会社が緊急時の為に1本持っていることもあります。ファミリー向けマンション等であれば、2~3本貰えるでしょう。

鍵は1本あればあなたが困る事はありません。ですが、もし鍵をなくしてしまった時に緊急用として合鍵を持っておきたい。彼氏・彼女に1本渡したい。子供が大きくなったので鍵を持たせておきたい。1人暮らしなので親や兄弟に鍵を渡したい。そういった事情で合い鍵を増やしたい時の作り方についてご説明します。

 

合鍵を作る前に

合鍵を作る前にまずは考えることがあります。まずは誰彼構わず渡してはいけません。必要な分だけ作るようにし、誰が持っているかは必ず把握しておきましょう。合い鍵を玄関においていたら誰かが持って行ってしまった、というケースもあります。作る際には数を必ず確認し、保管しましょう。また、友人知人・彼氏彼女など一旦鍵を渡してしまった場合、返して貰うことが難しくなる事もあります。

賃貸の場合は、合鍵を作る旨を管理会社に連絡をしましょう。管理会社経由でなければ鍵を作れない場合もあります。

 

合い鍵の作り方

合い鍵は鍵の種類によって作れる・作れない物があります。まずはマスターキーと呼ばれる鍵に番号が書いている物が必要となります。それ以外はすべて合い鍵となり、マスターキーをもとに複製された物です。合い鍵を作る際にはこの鍵番号、またはマスターキー本体が必要になりますのでご用意ください。合い鍵には微小な誤差があり、これをもとに複製するとまた微小な誤差が増えてしまう為、合鍵屋さんでは合い鍵からの複製を断られることが多いです。

近くのホームセンターや駅などにある合い鍵屋さんで作る場合、比較的簡単なディスクシリンダー(ギザギザの鍵)が作れます。費用は500円~1000円と安く作ることができます。

防犯性の高いくぼみのあるディンプルキータイプの場合は、鍵専門の鍵屋さんや管理会社経由での作成・またはメーカーへ直接注文をする事が一般的。作成まで1~2週間を見ておきましょう。費用も3000円~1万円する場合もあります。

また最近ではインターネット軽油で鍵の写真や鍵番号を知らせれば作ってくれるという物があります。

 

便利になった一方

合鍵を作ることがどんどん簡単になっている一方、不正に複製されるケースもあるということを理解しておきましょう。鍵が1本失くなっていることに気がづけば鍵を替えるなどの対策はできますが、上記の作り方でお分かりいただけたかもしれませんが、鍵番号があればだれでも作ることが出来ます。鍵番号をメモされた、鍵の写真を撮られた、鍵を拝借し複製後に元に戻してあった、などの手口でコピーされた事件もあります。鍵番号が書いているマスターキーは人の目につくところに置かず、使用する際は合い鍵のみとしておくことが必要でしょう。またマスターキーを紛失した際は合い鍵も作れなくなりますので、安全のためにも鍵交換が必須です。

そもそも他人に合い鍵が作られてしまう可能性があるのが怖いですね。そういった場合は下記のような防犯鍵を選ぶこともオススメです。

 

合い鍵が作れない鍵

合い鍵を作る際には鍵番号が必要となりますが、鍵の所有者以外が作成できないよう対策された防犯鍵では、鍵番号と合わせて所有者番号・お客様番号が必要となります。町の鍵屋では作ることが出来ない為、万が一マスターキーを持ち出されてもコピーは出来ません。防犯が気になる方はこういった鍵を探してみてください。